Technical Column技術コラム

金型昇温にかかる時間は? ~中小型編~

2026.05.07

現場の味方!「予熱くん」ヒーターが、どのぐらいの能力なのか?!
気になりますよね。

それはワークの大きさや形状、重量によって大きく変わるため、
一概に「〇分で昇温できる」と表現するのは難しいので、
このコラムでは「このサイズ・条件の場合、どの程度の時間で昇温するのか」という実測データを通して、予熱くんの昇温能力をご紹介します。

検証内容

「予熱くん」の仕様は下記になります。

サイズ 幅300mm×長さ500mm
電気仕様 3相200V30A
消費電力 9kW
ヒーターヘッド温度 600℃設定で使用

hontai1.png

昇温セッティング

「予熱くん」を事前に600℃に昇温後、常温のワークを載せ、保温カバーを被せます。
ワーク上面の中心が目標温度300℃に到達するまでにかかった時間を計測します。

yonetsukun2.png

昇温条件①

ワークサイズ 480mm×280mm×180mm
重量 182kg
材質 SKT4相当
上面300℃到達時間 103分
jouken1.png

昇温条件②

ワークサイズ 250mm×180mm×100mm
重量 35kg
材質 SKD61相当
上面300℃到達時間 32分
jouken2.png

ワーク体積が大きい①の方がやはり昇温は遅くなっています。
同じ体積でも、加熱したい面の高さが、ヒーターヘッドから高くなるほど昇温しづらくなります。
これを条件②のワークを縦置きにして、テストしてみましょう。

昇温条件③

ワークサイズ 250mm×180mm×100mm
重量 35kg
材質 SKD61相当
上面300℃到達時間 66分
jouken3.png


如何でしたか?

今回はヒーターヘッドの温度設定は一律にして、
ワークのサイズや設置向きの変化による、昇温の違いを紹介しました。

皆さんの検討している金型が、目的の温度に昇温するまでにどれぐらい時間がかかるのか、
参考になったでしょうか。

是非、「予熱くん」のデモ機で実際に昇温してみてくださいね。
お気軽にご相談ください。

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