加工リシンクと溶接リシンクとは?
2026.02.12
リシンクとは、既に使用され消耗した金型を再び加工することで、
もう一度使用できる状態に復元する作業のことをいいます。
金型はできるだけ長く・効率良く使うことを求められるため、
最初の設計段階からリシンクを想定して作られているケースが多いです。
リシンクを活用することで、
一から金型を作成するよりも大幅にコストの軽減ができます。
そこで今回は、このリシンクについて
「加工リシンク」と「溶接リシンク」それぞれの方法を、
下画像の消耗したコンロッド金型を例に解説していきます。

加工リシンクとは?
摩耗や損傷した金型を切削加工によって除去し、元の仕上げ形状へ復元させる方法です。
消耗部だけでなく金型全体を削り込むため、その分金型の寸法は短くなります。
短くなっても強度が保てるよう、リシンク前提の金型設計が重要です。

溶接リシンクとは?
摩耗や損傷した部分に対して
消耗部の除去 → 肉盛り溶接 → 仕上げ切削 という工程で、元の仕上げ形状へ復元する方法です。
必要な部分のみを補修できる為、元の寸法は維持しやすいです。
ただし溶接による入熱で、歪みや母材への熱影響が発生する場合があります。







なお、当社の溶接技術はレーザークラッディングを用いることが可能であるため、
金型素材の寸法変寸を最小限に抑えることができます!
以上が2つのリシンク方法になります。
参考になりましたでしょうか?
当社では加工リシンク・溶接リシンク共に委託対応可能です。
是非一度ご相談ください。