Technical Column技術コラム

レーザークラッディングとは?!~当社設備仕様をご紹介~

2026.04.24

レーザー溶接の概要を知りたい!または委託先を探していますか?
当社では「レーザー肉盛り溶接」「レーザー接合」どちらのご要望にもお応えしていきます。

一般的には「レーザークラッド」というのは、レーザーによって基材を溶融し、
粉末やワイヤー状の溶材を入れて肉盛り溶接することを指しており「LC」「LCD」などの略称で表すこともあります。

  • レーザー設備は導入費用が高い
  • 試作だけ対応してほしい
  • 今の溶接方法では品質が安定しない
  • 熟練者がいなくなる将来が心配

そんなお悩みに応える、当社の自動溶接システム『肉盛りくん』の設備概要をご紹介します。

2026年4月現在、当社にはレーザー設備は2台あり、溶材は主に粉末を用います。
1台は近赤外線光(IR)のみ、もう1台はIRと青色光の2種類のレーザー光を扱うことが可能で、
これらは必要な溶接内容に応じて使い分けます。
(青色の特性については、以下のコラムをご参照ください)
 ↓クリックでコラムページに移動します。
ブルーレーザーの波長をグラフでお伝えします

レーザー発振器仕様

IR半導体レーザーロボット設備と発振器
(主に鉄材等への溶接に適している)
laserhassinki.png
名称 高出力赤色半導体レーザー装置LDFシリーズ
波長 900nm~1,080nm
出力 ~10Kwまで

青色半導体レーザーロボット設備と発振器
bluelaserrobot.png
名称 高出力青色半導体レーザー装置LMD Blueシリーズ
波長 400~465nm
出力 ~2Kwまで

トップハット型のビームプロファイルを呈し、肉盛り溶接に特に適しています。
ただし、以下の「光学系ノズル」の仕様によって、施工品に照射される最終的な
レーザー径や形状が決まりますので、実は発振器だけでは施工仕様は決まりません。

光学系ノズル仕様

IR、青色用、それぞれに2種類ずつ、所有しています。こちらも用途によって使い分けします。

この光学系ノズルも高価な物品のため、
例えば切削加工の工具のように多数を取り揃えることはできず、
施工業者各社の所有ノズルのラインナップは限られてきます。

もしレーザー溶接を委託される際には、どういう光学系ノズルを使うのかも、
確認してみても良いと思います。

funmatsuir1.png funmatsuir2.png bluelaser1.png bluelaser2.png
適性 接合/粉末クラッディング向 接合/粉末クラッディング向 接合/粉末クラッディング向 接合/ワイヤークラッド向
出力 6kwまで 4kwまで 2kwまで

Blue 2kwまで

IR  10kwまで

ビーム径 φ2とφ5から選択 φ2とφ5から選択 φ2

Blue φ0.6/1

IR  φ0.4/0.6

焦点距離 25mm 10mm 16mm (79.5mm/159.5mm)

稼働部仕様

稼働部は安川電機製のロボット、ポジショナを採用しています。

付属のティーチングペンダントを用いて、手動でプログラムを作成、編集するほか、
当社オリジナルのオフラインティーチングソフト『特盛りくん』で
溶接軌道の自動生成、シミュレーション も可能です。

yasukawarobot.png
ロボットアーム
名称 MOTOMAN-GP50
構造 垂直多関節型(6自由度)
取扱施工サイズ 約1,500×1,000mm

posisioner.png
2軸ポジショナー(旋回軸/傾倒軸)
※IRにのみ搭載
名称 MOTOPOS-Dシリーズ
特長
  • チャック付き
  • 回転範囲 360°
  • 傾動範囲 135°~+135°
  • 耐荷重  500Kg

主要な設備仕様は以上です。

溶接でお困りごとがあれば、一度当社のレーザー溶接を試してみませんか?
是非お問い合わせをお待ちしています!

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