Technical Column技術コラム

『特盛りくん』機能紹介① ~体積インポート~

2026.07.01

オフラインティーチングソフト「特盛りくん」でロボット軌道を生成する際に
使用するメイン機能の1つ、「体積インポート機能」についてご紹介します。

本機能は、完成前モデルと完成後モデルの差分に対して、自動でロボット軌道の
生成を行う機能です。【対応ファイル形式:.ijes/.step/.brep/.stl】 

kanseimae.png kanseigo.png

完成前モデル(開先モデル)

完成後モデル(仕上げモデル)

sabungazou.gif

差分

上記モデルの実例を紹介します。

kanseikeimaekeijo.jpg

完成前モデルと同形状のワークを用意しました。

「特盛りくん」で2つのモデルを読み込み、溶接面を選択することで、積層の対象面を設定し、
完了基準面を選択することで、積層体積を認識します。

あとはビードの幅、高さ、方向、ノズル角度 等の施工条件を設定し、
溶接ビードの計算をおこないます。
下記動画でご覧ください。

特盛りくん操作動画

あとは得られた軌道を、ロボットへ出力するだけ!簡単です。

軌道の計算にかかる時間は数秒~数十秒程度。
手動で作成する場合と比べて、大幅な時間短縮が可能です。

生成した軌道を使い、実際にできた品がこちら!kansei.png

どうですか?モデル通り精度よく積層できていますね。

この「体積インポート機能」は「完成前(開先)モデル」と
「完成後(仕上げ)モデル」の双方が必要になりますが、
メリットとして

  • 最も効率的である
  • 軌道生成内容の再現性が高い
  • データの位置合わせが精度よく行える
  • 「特盛りくん」標準版で対応可

このようなことが挙げられます。

ただ、金型で製造する現場でよくありがちなのは

  • 金型が摩耗した、そのままの状態に積層したい
  • 開先加工は手加工で行うのでモデルが無い

そんなときは、3Dスキャンした点群データに対して
軌道生成する「スキャンパス機能」(オプション)が有効です!

是非お問い合わせをお待ちしています!

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